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〜26-1 & 33-19〜

春先からめでたい事となった友人の結婚式。それも又、無二の親友だから
嬉しさも計り知れないものだった。

彼の名前は伊藤仁一。「じんいち」と、100人中100人が答えそうだ
が「きみかず」が正しい呼び名。僕のライブでは5年程前に、マンドリン
を演奏してもらい、またソロでは知る人が知る、銀座のミーヤカフェとい
うライブハウスでの白熱のステージも記憶に新しい。彼の歌で「欲望」と
いう曲があるが、それは彼の人生の全てを物語り、すなわち欲望を生々し
く歌っているのだ。

《焼肉、寿司、天ぷら、うな重にキャビア・・・欲しい、欲しい、欲しい
一人じゃツマラナイ・・・・俺の・・・欲望・・・》

歌詞だけを見ていると「消極的危険発想人間」と感じてしまうが、彼の生
き写しのような歌は西東京のイベントで脚光を浴びるまでになったのだ。
そんな彼の「晴天の霹靂」おまけに父親にもなってしまうのだから人生大
ドンデン返しとは存在するのだった。

彼にはアダ名がない、いや「イックン」や「ワンウェィ キミカズ」など
があったかもしれないが、僕は「イトウ」と呼び続けている。しかし「イ
トウ」も大阪では「伊藤先生」と呼ばれていた。本人が苦行を重ね、なん
と接骨師になっていたのだ。実際に彼の口からは、その仕事をやり始めた
と聞いていたが、第三者が呼んでいる場面に遭遇してしまうと200パー
セント信じてしまうものである。恐らく、僕の知人に話をすると半信半疑
で返事をすると思うが・・・・事実は変えようのない事なのである。

彼は優しい。それに情がある。
それに気付く彼女は、もっと優しいと思ってしまう。
彼には似合わぬ美貌は周りを羨ましくさせるほどである。「クイーンはま
ぶしい♪目が参る」とは、このことだったのだ。

二次会のパーテイでは司会と歌を担当させてもらったが、それよりも我が
吹田五中の懐かしい面子との再会が楽しかった。まったく変わらない者や
名前を言ってもらわないと解らない者が沢山いたが昔話に花が咲きすぎ、
酒と時間が過ぎるのが早く感じたものだった。けれども、唄っているとき
は伊藤君との思い出が走馬灯のように駆け巡り、不覚にも泣きそうになっ
た。やはり小学校からの、歴史は長いし今回の結婚式の司会と唄は野田し
かいないと言ってくれたのも、実際嬉しかったものだ。

カブスカウトに矢吹先生、バスケットにプロレスそしてギターと、人生を
共に歩いたようなものだった。よく兄弟ですかと言われた事があったが、
式の当日に式場関係者に言われた時はお互い笑ってしまった。やはり、そ
の感じがあるのだろうか?

と、思い起こすと今日は日曜日。あれから一週間が過ぎ、今では式の事が
懐かしく思えてしまうが、最後に親友である伊藤君に目の前では言えない
ことを書いてしまおう。

伊藤仁一様

昔から僕が君を引っ張っていたように思っているだろうが実際は君が僕を
引っ張っていたと思う。
何も考えていないように見えて、頭を使って行動している事は昔から知っ
ていました。
堂々と汚れ役や笑い者をこなす所に僕は君のセンスだと感じていました。
全てをひっくるめて僕の最高の友人であり、これからも付き合っていきた
いと思ってます。
もしかしたら君は僕の事を嫌っているのかもしれませんが、これからは嫌
われないようにしたいと思います。
お互い年を取り爺さんになっても身体が動く限りアホやりましょう。
あと、このBLOGの事の感想を僕に言わないでね。よろしく。
たまにはマンドリン弾いてね。結構好きですから。音は外すなよ。

                           野田旭より


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